「ユニコーン企業のひみつ――Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方」を読んだ

概要

「ユニコーン企業のひみつ――Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方」を読みました。Spotifyのソフトウェア開発プロセスと組織作りについて、中の人が解説した読み物になります。 https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119465/

1章 スタートアップはどこが違うのか
2章 ミッションで目的を与える
3章 スクワッドに権限を与える
4章 トライブでスケールさせる
5章 ベットで方向を揃える
6章 テック企業で働くということ
7章 生産性向上に投資する
8章 データから学ぶ
9章 文化によって強くなる
10章 レベルを上げる:ゆきてかえりし物語

何を期待して読んだの?

私は設備メーカーでシステム/ソフトウェアエンジニアとして働いています。IT企業、テック企業と呼ばれる組織ではなく、どちらかというとハードウェアが得意な会社で、ウォーターフォールで要件定義~テストまでをやる開発をしています。 我々の業界でも価値提供型のビジネスモデルへの変革が必要となっています。顧客への価値提供が不明確であるため、従来の要件定義をきっちり決めて開発するスタイルだと競争力を失う、という課題認識があります。現場のエンジニアの一人として、ソフトウェア開発のプロセス、組織文化を変えていくための参考になると思って本書を読みました。

読んだことで何を得られたの?

Spotifyのソフトウェア開発について知ることができます。小さい組織に責任委譲、その小さい組織をまとめる構造(スクワッド、トライブ、ギルド)、それを支える手法、組織文化の作り方についてが記載されていました。

これからどうするの?

やりたいけど調整が必要

  • 小さい組織に責任委譲

これが本書の一番肝な部分だと思います。 組織的なところに加えて、開発対象のシステムが疎結合な形となっていないとダメなので、抜本的な改革が必要になりますね。けど、あるべき姿としてはしっくりきました。 すべての組織に適用するのではなく、あるプロジェクトなどで試行していく、などで少しずつ広げていく必要があると思います。ただ、現行の人事制度、予算割り当ての方法で成り立つかがエンジニアだけで解決できない難しい課題なのかと思いました。

すぐにやれそうなのでやる

  • 本書でいうところのギルド(組織横断の専門技術コミュニティ)を作る
  • ハックウィークを作る

エンジニアだけでできそうなのでできそう。まずはこういう小さいところからはじめて、組織文化の醸成、経営陣の巻き込みをしていきたいと思っています。

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